ランドセル代わりの白衣

昨日は大学院の卒業式でした。
学部の卒業式とは違って袴を履くとかそういうことはせず、スーツだけ着てちょろっと出席しただけですが。

学部生と合同の祝賀会の後、余ったおつまみやビールを回収して、うちの研究室でみんなでワイワイお酒飲み倒して、
日が暮れてから街に出てカラオケでワイワイ騒ぎ倒して、
〆の言葉も無く誰と別れを惜しむでもなく、
いつも通り、「お疲れーっす！」と解散。
まるでこれまで通りまた明日にでも会えるような雰囲気でした。
これでよいのだと思います。
事実、何人かは来週会えるしwwwwというのもありますがね！

思い返せば、彼らとは６年間の付き合いで、小学校と同じだけの時間を共に過ごしてきたことになります。
随分長い。
でも思い出せるのはその365と４分の１日×６年のうち、数時間くらいで、頑張っても１ヶ月に満たない。
2000日分の中で私が思い出せるエピソードは、つまるところ私の記憶の少数精鋭で、
きっと一生の宝物なのでしょう。

会う頻度は極端に少なくなるし（実際この２年で学部までの友人とは数人としか会えてない）、
中には一生顔を会わせなくなる人もいるだろうけど、
とりあえず、みんな元気にしていてくれればいいよ。
たまたま会えたらその時はまたお酒飲めればいいよ。
あと私酒豪じゃないよ。

＊

在学中、特に院の前半は在籍の意義とか色んなものを見失いがちで、今でも見失ったままのものもあるけど、
なんとか修了してみれば、手元にはたくさんの宝物がありました。
辛いこともたくさんあったけど、私の脳は都合がいいのでCtrl+Aからの全消去。
結果良い思い出ばかりが残ってるし。
前述したような少数精鋭のおかげで、６年頑張った甲斐もあったかなと。
たまには自分を褒めてみようかと思います。

同期先輩後輩それから教職員も。大学で知り合った人達には感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
同期には吠えたり先輩には尻尾振ったり後輩には威張ったり、
職員には噛み付いたり教授には猫被ったり色々やらかしましたが、
そのひとつひとつが６年間を歩むエネルギーでした。
ありがとう。